ひんぱんに喧嘩するカップルもいれば、ほとんど喧嘩をせずに仲良く過ごしているカップルもいます。
一見すると、喧嘩をしないカップルの方がうまくいっているように思えますが、必ずしもそうとは言い切れません。
そこで今回は、カップル長続きするための喧嘩の仕方や、喧嘩をしなくても仲良しでいるポイントについて、紹介していきます。
目次
カップルが長続きするためには喧嘩は必要!その理由とは?
カップルが喧嘩をすることで得られるメリットは価値観の共有と相手の理解でしょう。
具体的に、カップルが長続きするために喧嘩が必要な理由を解説していきます。
本音がわかり信頼につながる
喧嘩を通して相手の理解が深まることで、信頼関係が深まります。
本当の気持ちを相手にさらけ出すことは、容易ではありません。
本音を語るのは気恥ずかしく、深い関係の人にしかしないものです。
普段なら伝えにくい自分の気持ちも、喧嘩をすれば伝えるきっかけが作れるでしょう。
それぞれのことを理解し合い、二人の価値観を共有していくために、喧嘩は必要なのです。
不満を溜め込まない
不満を溜め込みすぎると、相手に対するマイナスイメージが増えていきます。
それが小さな不満であったとしても、塵が積もれば山となり、いつか爆発してしまうかもしれません。
言いたいときに言えるような関係性の方が、お互いにストレスがかかりません。
嫌だと思ったことは素直に伝えることも、時には必要なのではないでしょうか?
互いに不満を言い合うだけでは理解は深まりませんが、相手の意見を受け止めて自分と照らし合わせて認識し合うことで、二人の関係はさらに深まっていくでしょう。
喧嘩をしてみて相手の大切さがわかる
喧嘩をして口をきかなくなる・一緒に過ごさなくなると、その分相手のことを考えるようになります。
人は、失ってはじめて気づくこともあります。
「喧嘩しているときは冷静さを失っていたけど、よく考えてみるとこうだったな」と自分の言動や相手との思い出を思い返したりするうちに、相手の存在の大きさに気づいていくでしょう。
喧嘩ばかりしているカップルは長続きしない
カップルが喧嘩することにより得られるメリットはありますが、会うたびに喧嘩をするようでは「別れるべきかも」と感じるでしょう。
同じような内容で喧嘩を繰り返しているカップルに関しては、長続きしない場合がほとんどです。
相手と長く付き合いたいと思っているならば、折れるところは折れて、相手の気持ちを尊重し合うことが必要です。
価値観や改善してほしいこと自分の欲求ばかりを押し付けず、相手の話をきちんと聞く姿勢をもつことからはじめましょう。
喧嘩をしないために必要なこと
喧嘩は相手のことを知るために大切なことでもありますが、喧嘩をしないでもムリせず仲良くいられることが最も理想的です。
いつまでも仲良くしていたいと思うのであれば、必要以上の喧嘩は避けたいものです。
ここからは、喧嘩を防ぐために意識した方がよいポイントについて、紹介していきます。
自己中心的な考え方をしない
「相手が自分に合わせてほしい」という自己中心的な考え方をしていると、相手に愛想をつかされてしまいます。
自分だけではなく、相手を思いやった考え方もできることが、喧嘩を防ぐためには必要不可欠です。
不満を溜めない
とくに付き合いはじめは素直に思ったことを言えず、つい猫をかぶってしまうものです。
しかしいつまでも自分の気持ちを溜めたままでいると、我慢の限界となり爆発してしまうかもしれません。
付き合いが長くなると「これくらいなら言っても大丈夫」というラインが見えてきます。
付き合いはじめの頃に比べると、自分の意見を言いやすくなるはずです。
相手との関係性にあわせて、自分の不満などをしっかりと伝えることも、長い付き合いには必要不可欠なポイントになります。
言葉遣いに配慮する
「親しき中にも礼儀あり」というように、仲がいいからこそ相手のことを思いやった言葉遣いを心がけることが大切です。
仲が深まっていくにつれて、ついきつい言葉を投げかけてしまうこともあるかもしれません。
冗談とは受け取ってもらえなかったり、知らないうちに相手を傷つけたりすることもあります。
言葉を受け取り方も人それぞれなので、仲がいいからといって油断せず、配慮した言葉遣いをするようにしましょう。
素直に謝る
喧嘩をした後はすぐに謝った方が、関係の修復もしやすく信頼関係にひびが入ることもないでしょう。
喧嘩をして心の距離が離れていると、相手への気持ちが揺らいだり、余計に不満がたまったりします。
自分は悪くないと意地をはるのではなく、相手を許し思いやりのある行動をとりましょう。
たとえ些細なことであっても「ごめん」の一言があるかないかでは、相手の気持ちも大きく変わります。
相手の言い分をよく聞く
自分は当たり前だと思っていることも、相手からしてみると違うかもしれません。
一人ひとりが違う価値観の中で生きているので、まずは相手の考え方や思っていることをよく聞いて理解することが大切です。
自分の言い分ばかりまくしたてても、相手からしてみれば自分の意見は尊重してくれないというネガティブな印象にしかなりません。
問題を解決するためには、お互いの意見を聞き合うことは必要不可欠です。
喧嘩をしなくても仲のいいカップルの特徴
喧嘩をしていないのに、いつも仲のいいカップルもいますよね?
喧嘩がなく仲がいいのであれば、それに越したことはないです。
ここでは、喧嘩をしていないのに仲のいいカップルの特徴について紹介していきます。
お互いを思いやっている
とにかく相手を尊重している気持ちが強いのであれば、喧嘩に発展するような不満や要望が芽生えません。
ありのままの相手を受け止めることのができるくらいの器の広い人同士であれば、喧嘩の必要性は皆無です。
相手の意見を尊重している
相手と自分の意見が違うことは、よくあることです。
問題は意見が違うとき、無理やり自分の意見を通したり、相手の意見を否定してばかりいること。
これでは、お互いに気持ちは晴れません。
相手に理解してもらいたいならば、まずは相手を理解すること。
この考え方ができるカップルであれば、互いの意見を尊重しながら、いい関係を築いていけるでしょう。
相手に感謝の気持ちがある
感謝の気持ちをもつことは、カップルの関係を良好に築くために、重要なポイントです。
不満をひとつを見つけると嫌な部分がどんどん見えてきますが、感謝の気持ちも似たようなものです。
小さなことに対しても「ありがとう」と伝えることで、相手に対する感謝の気持ちが芽生えていきます。
感謝する習慣があれば、多少のすれ違いが生じても喧嘩に発展することはないでしょう。
恋愛だけに依存していない
お互いに依存しすぎてしまっていると、少しの不安や不満を相手にぶつけてしまうことが多くなります。
たとえば、相手がすぐに連絡を返してくれない、他の異性と遊んでいるなど、些細なこともすぐに気になってしまうこともあるでしょう。
恋愛に依存しすぎてしまうと、ちょとしたことも気になってしまうもの。
喧嘩をしない仲のいいカップルの場合、こうしたことをあまり深く気にしすぎず、お互いに自立している傾向が見られます。
相手に依存しすぎずしっかりと自分を持った方が、かえってお互いの仲を深められるでしょう。
価値観が似ている
もとから価値観が似ていれば、相手に対する不満が募ることもあまりないでしょう。
普通に生活していて、不満がないという相手であれば、自然体のまま長い関係性を築いていけるでしょう。
長続きするための喧嘩にはコツがある
同じ喧嘩であっても、長続きする喧嘩にはポイントがあります。
ただ気持ちをぶつけるだけだったり、文句の言い合いでは、お互いにいい結果は得られません。
長続きしたいという願いがあるならば、喧嘩をマイナスに捉えたまま終わらせてはいけないのです。
別れることが前提ではない
「そんなこというなら、もうしらない!別れる!」という言葉がでるのはよくない喧嘩です。
いい喧嘩は、相手との関係性を深めていくためにあります。
そもそも別れを突き付けているようでは、相手との理解は深まらないでしょう。
別れるかどうかを論点にするのではなく、どうして欲しいかなどの二人の関係性に関することを話しあうことが大事です。
前向きになるための言い合い
喧嘩がネガティブな内容のものばかりでは、自然と悪い方に話が進んでいってしまいます。
「なんでこうなの」と言うのではなく「もっとこうしてほしい」という言い方にすれば、前向きな印象になります。
同じような内容を伝えるにしても、言い方や話の方向性によって印象が大きく変わります。
前向きを意識した言い方を考えることが、大切なポイントです。
まとめ
喧嘩をする本当の意味は、お互いの気持ちや価値観を共有しあい、理解を深めることにあります。
相手を打ち負かすためであったり、不満をぶつけたりするのではなく、お互いのためになることを前提として、関係を築いていけるようにしましょう。
喧嘩の前より、あとの方が仲がいいような関係を築いていけるといいですね。